内科・胃腸科・肛門内科医療法人 奥村クリニック

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ポリープの病理診断

内視鏡で切除されたポリープは顕微鏡で組織診断(病理診断)がおこなわれます。
しばしば、混乱をまねくことなのですが、良性のポリープとガンは、はっきりとした境界線が引けるものではありません。
良性のポリープは徐々に悪性度を増して癌になります。
「中間病変」の場合は、判定する病理の先生によって良性か悪性かの判断が異なることもあります。

大腸ポリープを切除された方が次にいつごろ再検査を受けるべきかについてはいろいろな考えがあるのですが、
大体つぎのような目安が一般的と思います。

● ポリープが1ないし2個 ・・・・1年後
● 大きなポリープ、または複数のポリープ ・・・・6ヶ月後
● 一部癌化したポリープ ・・・・3ヶ月後

大腸癌を予防するためには?

最も効果の高い確実なことは定期的に内視鏡をおこない、ポリープのうちに切除することです。

では、大腸癌、大腸ポリープの発生自体を予防するにはどうすれば、よいのでしょうか?

大腸癌の原因としてもっとも重要なのは肉食です。
肉でも脂肪の少ない鶏肉は良いとされています。
魚は安全です。
反対に大腸癌をもっとも強力に予防する効果があるのは植物繊維が多く含まれている野菜です。

しかし、60歳台の方が食事に注意をして野菜と鶏肉を主に摂取するようにしても効果が現れるのは、20年後ぐらいと考えられ80歳代ですので、大腸癌に関しての予防は年1回の内視鏡検査に勝るものは無いと考えます。
食生活については、子供のころからの注意が必要で大人になってからの食事制限はあまり効果がないと、アメリカでの研究で示されています。

牛乳で大腸がんの危険低下 コップ2杯半で12%減

【ワシントン2004年7月6日共同】
牛乳やカルシウムには大腸がんの危険を低下させる効果があることが分かったと、米ハーバード大などのグループが7日付の米国立がん研究所雑誌に発表した。
欧米5カ国で行われた10の疫学調査(計約53万人が参加)のデータを分析した結果、1日当たり500グラム(200ccのコップ約2杯半)の牛乳を飲むと、大腸がんの危険が12%減少することが明らかになったという。カルシウムの大腸がん予防効果は動物実験では指摘されていたが、人への効果が大規模調査で判明したのは初めて。
調査は主に1980年代に行われ、6-16年にわたって追跡。
牛乳とヨーグルト、チーズの摂取と大腸がんの関係を調べたところ、ヨーグルトでも予防効果を示す傾向がみられたが、統計データで予防効果が確認されたのは牛乳のみだった。
カルシウムについては、摂取量が1日1000ミリグラム以上になると、それ以下の場合に比べ女性は15%、男性は10%、大腸がんの発生が減るとしている。最近以上のような報告がありました。
皆さん、牛乳をしっかり飲んで大腸がんの予防に努めてください。